ギャラリーに行く意味:本物の美しさや重厚感を体験できる場所

江頭仏壇店のギャラリー

2023年2月にリニューアルオープン ギャラリー「彌榮(いやさか)」

最近のショッピングは、ネットなしに考えられなくなりました。「ネットで買えない商品はない」と言えるほどの商品量ですし、うまく利用して安価に入手することもできます。もちろん安価に販売されることは良いことです。しかし、品質の見極めは難しい点があります。販売者のモラルも問われます。

お仏壇は、ネット上では品質が分かりにくい商品かもしれません。なので、本物が持つ美しさや重厚感は感じ取っていただける場が必要だと考えます。昔から伝わる伝統技術、入手が難しくなった銘木の美しさ、目に見える部分も見えない部分も、実物に接して体感するものがあるはずです。

江頭仏壇店は創業50年を超える西日本で最大のギャラリーを誇る仏壇店です。今までこのギャラリーで実際にお仏壇を見て、触れて、体感して購入していかれた方々がたくさんいらっしゃいます。

良いお仏壇の価値観は、人それぞれ

お仏壇にも国産品と海外産品があります。海外産品は国産品に比べ、材料費や人件費が抑えられ、安価に仕上げられています。海外の技術も向上してきているため、安いから品質が劣るというものではありません。一定の品質を担保するため「価格重視」、「品質を保ち極力価格を押さえる」、「品質重視」と分類され製造されています。

例えば黒色は、化学シートを使うか黒塗装にするか漆を使うかによって値段は変わります。同様に金色は、金色シート、金塗装、金箔で変わってきます。銘木表面材は、化学シート、0.2㎜の薄板、8㎜の厚板を1~4面使用で変わります。これらの技法を使い分けることによって、品質や価格を調整しています。

品質を見極めるには、実際に展示場で見て店員に尋ねてください。仏壇公正取引協議会に属している専門店であれば、定められた品質表示をし、質問すれば細部にまで答えてくれます。けっして「高価だから良いお仏壇」というわけではありません。皆さまにピッタリな、お仏壇を心いくまで探していただけたらと思います。

江頭仏壇店の展示場では、手袋越しに触ることも

ネット上では、多くのお仏壇を比較できます。分かりやすい説明も参考になりますが、実物を見ることや店員から説明を受けることはできません。

江頭仏壇店の展示場では、見ることはもちろん、手袋越しですが触ってもいただけます。店員にも心いくまでご相談いただけます。私たちは、この体験が重要だと考えます。

このウェブサイトからサイズや種類でお仏壇を選び、来店予約をしていただくことで、実物を準備してお待ちいたします。ほかの専門店にあまりない伝統的なお仏壇や少し大きいものも取り扱っています。また、さまざまな価格帯のお仏壇も豊富に揃えていますので、どうぞお気軽にご来店ください。