希少な材料と
職人の技を
掛け合わせた
逸品

江頭仏壇店の保有する
至高の逸品

江頭仏壇店は創業して50年もの間、数多くのお仏壇を見てきました。日本中を駆け巡り、希少な材質、それらを扱う職人と触れ合うなかで、唯一無二のお仏壇と出会えたことは、私たちの誇りです。私たちは、それらの価値を見抜き、仕入れるというお仕事をさせていただいてきました。そのようなお仏壇を日本の財産だと考え、販売するだけでなく、多くの方に見ていただきたいと強く思っています。

博物館に所蔵されているような彫刻に引けを取らない、彫り細工。神々しい金のあしらい。二つとない奇跡のような木目模様。衰えることのない木の香り。どれをとっても日本屈指のものです。それらは、江頭仏壇店で展示・販売しているので、ぜひ日本の技術の集大成をご覧ください。

屋久杉仏壇

世界屈指の材料から
作られる

なかでとくに希少価値の高いものが屋久杉を使用した屋久杉仏壇です。屋久杉とは、屋久島の標高500m以上に自生している樹齢1000年以上の杉のことを指します。屋久島は1993年にユネスコ世界自然遺産に登録されたため、現在では、屋久杉を入手することは不可能になりました。杉の平均的な寿命は500年と言われていますが、新鮮な水と栄養の乏しい花崗岩(かこうがん)の産地に育つ屋久杉は成長が遅いため、木質が緻密で樹脂分が多いため腐りにくく長持ちし、色が濃く、香りも強く、独特の木目模様を持っています。とくに美しい木目を使用した風神・雷神は最高級品として展示しています。

金仏壇

日本の技術が集約された
最高峰の

金仏壇の最高級品は伝統的工芸品と呼ばれています。金仏壇の良さは、仕上げ塗装(本漆、カシュ―漆)、金箔(金の純度、製造方法、厚み)、装飾(錺金具、蒔絵:かざりかなぐ、まきえ)で決まってきます。漆や純金箔ならではの厚み、色や光沢、彫刻のきめ細かさなど、美しい浄土の世界を彷彿とさせる壮麗なお仏壇です。金仏壇の中には伝統的工芸品と指定されたものもあります。

希少価値の高い理由は、職人の減少や木材の入手困難、生産量の減少などがあります。お仏壇の制作には多い場合、50名もの職人が関わっています。そのうち誰がかけても作れないため、職人の減少は、お仏壇制作には大きな課題となっています。

唐木仏壇

希少な資源を
素材とした

唐木仏壇に使用する木材も、長年の伐採などで入手が大変困難になっています。1本の木が使えるようになるまでには、数百年の年月が必要で、また育つ環境も必要です。銘木を多く使う唐木仏壇は、それだけで希少価値があります。さらに割ってみないと分からない木目の美しい部分を取り出すことは至難のことです。

木材の耐用年数は、その木材の樹齢と同じといわれているため、職人の技術で修理することで長く使えます。特に屋久杉仏壇の中にはその樹齢から未だ呼吸をし、樹脂が染み出しているものがあります。

お仏壇に込める
先祖への想い

お仏壇は昔から先祖や故人を祀り、自分たちの生活を見守っていただけるように大切にされてきました。お仏壇に敬意を持って接することで、自分たちを守ってくれたり、奮い立たせてくれたりする重要な役割でした。そのため昔から、高価で美しいものを購入される方が多かったです。

宗教やお仏壇に触れる機会が以前より少なくなってしまっている現代ですが、今も変わらず江頭仏壇店では、お仏壇は先祖の家と考えており、お仏壇を大切にすることこそが現世でできる先祖への最大の感謝の証・恩返しだと考えています。

先祖の方々も皆さまと同じように息子や孫、子孫から愛情を込もったプレゼントは、この上なく嬉しいことだと思います。

今の自分があるのは両親がいてくれたから、その両親があるのは、先祖の方々の苦労があったから。それらを想い、今の生活に感謝し、カタチにするという意味を込めてお家をプレゼントすることを江頭仏壇店はお手伝いさせていただきます。

高価な仏壇を購入すればよいということではなく、感謝をカタチにして、普段からお仏壇を丁寧に扱うことが大切です。そうすることで普段の生活の中でおきる辛いことや嬉しいことを、先祖の方々が皆さまと一緒に喜び、支えになってくれることを願っています。